2012年12月21日金曜日

お食事中の野鳥

落葉樹もすっかりと葉を落とし、見通しがよく、明るくなっているので冬芽や野鳥の観察がしやすくなっています。

今朝はイロハカエデやアカマツでエサを探しているコゲラやシジュウカラ、柿をつつくヒヨドリ、そのヒヨドリに追い払われ柿を見上げるツグミに遭遇しました。他にもルリビタキと思われる野鳥にも出会いました。
コゲラ

お食事中のヒヨドリ

柿を見上げるツグミ


寒い朝に園内を歩くと霜が降りた落ち葉などが見れてきれいですが、ここ最近の寒さではあまり霜は降りていないようです。湿気が足りないのでしょうか?そうすると雨が降った後の次の日曜日からの寒さできれいな霜が見れるかもしれません。
12月14日に撮影した落ち葉


寒い中でも花を咲かす準備をしているスノードロップの芽を見ることができます。
ツルウメモドキはまだまだきれいです。(ぎやな)
スノードロップ

ツルウメモドキ

ウエストリンギア

2012年12月20日木曜日

クリスマスコンサート開催について

12月22日、23日13:30~クリスマスコンサートを行います。



















先週のコンサートの様子です。

コンサートの合間に香りの体験があります。
その香りの体験とは・・・
生まれたばかりのイエス・キリストへの捧げものとされた乳香や没薬(もつやく)の香りです。


ぜひこの機会に植物公園へお越しください。

2012年12月18日火曜日

トックリキワタ、ドンベヤなどが咲きました

観賞温室ではこの時期に開花するトックリキワタとドンベヤが咲き始めました。
昨年に比べトックリキワタは開花が遅く、ドンベヤは少し早いようです。

トックリキワタは個体によって花の色や花弁の反り返りなどに違いがあるので地植えの株と鉢植えの花は微妙に違います。(地植えはまだ日当たりの良い天井に近い高い位置でしかまだ咲いていません)
トックリキワタ(鉢物)

ドンベヤは独特の香りがするので是非匂いを嗅いでみてください。(個人的には甘ったるい濃い匂いに感じ嫌いです)
ドンベヤ ウォーリッキー

今日は野外でヒヨドリ、シロハラ、ホオジロなどが見れ、ピンボケですがシメを撮影できました。野鳥の撮影はまだまだ慣れておらずへたくそです。
シメ

フユザクラ

花と水のタペストリーの絵柄がそろそろ年賀状に使えるぐらいになってきています。(ぎやな)
干支「巳」

2012年12月11日火曜日

クリスマス展開催中

展示会場ではクリスマスの展示を行っております。
いろいろなクリスマスにまつわる植物を展示しています。


きれいな落ち葉を使ったステンドグラス風のオブジェも展示しています。家庭でも作られる方法で作っていますので参考にしていただければと思います。

落ち葉のステンドグラス風オブジェ
今日は青空がきれいだったのでまだ残っている黄葉との組み合わせがきれいに見れました。

秋のゾーンではジョウビタキやシジュウカラ、エナガ、メジロ、ヤマガラ、コゲラなどを見かけますが春のゾーンではあまり見かけません。代わりにカワラヒワをよく見かけます。それぞれの好物が違うのか住み分けているのでしょうか?
ジョウビタキ(メス)

カワラヒワ

他にはジュウガツザクラやツルウメモドキもきれいです。花壇では早くから植え替えたレタスが大きくなってきました。その他の花たちはまだじっと寒さに耐えているように見えます。
寒い朝は植物に霜が降りて普段と違った姿を見ることができますので、寒くても野外の散策をオススメします。(ぎやな)
ジュウガツザクラ

ツルウメモドキ

レタス

霜が降りたビオラ

2012年12月7日金曜日

今朝の寒さで。

今朝は一段寒く、開園時間になっても園内の水生植物の桶に少し厚めの氷がはっていました。

昨日まできれいに開花していたコダチダリアが今朝の寒さで痛んでしまいました。蕾がまだあったのに残念です。
そのほかにも宿根サルビアが傷んでしまいました。寒さに強いとは言え、地上部は今朝の寒さには負けてしまったようです。
寒さに負けたコダチダリア

しかし、野外でもこんな寒さの中 花を咲かせているものもあります。
マルバノキの花

ハイシマカンギク

ビオラのハンギングバスケット

センダンは葉が落葉したため果実がよく見えるようになりました。この果実は野鳥(ヒヨドリやムクドリが多いように思います)に食べつくされる年とそうでない年があります。今年はどちらになるのでしょうか。
センダンの果実

温室内ではこの時期に開花する植物がどんどん出てきています。
ユーホルビア フルゲンス

ドンベヤ ブルゲシアエ

クレロデンドルム スプレンデンス

パボニア インテルメディア
これからの時期は温室が彩り豊かになります。
見た目は地味ですが野外もいろいろな変化があるので注意深く散策していただくと面白いかもしれません。(ぎやな)

2012年12月1日土曜日

紅葉の見納め

園内の紅葉はそろそろ見納めです。

部分的に紅葉した葉が残っている樹木もありますがほとんどが落葉して「落ち葉の絨毯」になっています。
ただ、葉の数が減り、光の差し方や見える場所が変わってきたのでまだ紅葉がきれいな樹木はあります。


紅葉以外にも野外では原種系のシクラメンや冬に開花するジュウガツザクラ、サネカズラの果実、レオノチスなどが見られます。
また、日によってはヤマガラやシジュウカラ、メジロ、エナガなどが間近で見ることができます。経験としてはイロハカエデ・アカマツ・ナンキンハゼの木によく集まっているように感じます。タラヨウにはヒヨドリが、アキニレにはカワラヒワが多く来ているようです。
シクラメン ヘディリフォリウム

レオノチス
ジュウガツザクラ
マンリョウ

サネカズラ
ナンキンハゼ

メジロ?の巣(中央の丸いもの)

これから寒い季節は温室の花がにぎやかに咲いてきます。
カトレアなどの洋ラン類やウナズキヒメフヨウ、アナナス類がきれいに咲いています。
毎年12月下旬頃から咲き始めるトックリキワタの蕾も見ることができます。
カトレア類

アナナス類

カリアンドラ ハエマトケファラ‘アルビフロラ’

ウナズキヒメフヨウ

ブーゲンビレア

タイワンツバキ
トックリキワタ(中央に蕾)

ネリネ(ダイヤモンドリリー)

きれいとはいえませんが変わったものではビヨウタコノキの雄花が今見ることができます。印象としては気持ち悪いかもしれません。(ぎやな)
ビヨウタコノキ