2011年12月23日金曜日

ドンベヤ ウォリッキイが開花し始めました

観賞温室ではドンベヤ ウォリッキイ(Dombeya wallichii)の花が咲き始めました。
まだ咲き始めたばかりのため樹木の上部や日当たりの良い東側通路の気付きにくい箇所で咲いています。

この花には特徴があり、(個人的ですが)この花の色から想像できない香りというかニオイがします。この花が咲き始めると近くを通るだけで開花を知ることができるほど強いニオイを発します。園内案内などの参加者の方々に花のニオイを嗅いでいただくと大多数の方が顔を歪ませます。(個人的な感想ですが強烈な甘いニオイの後ろに嫌な臭さがある印象です。)

是が非でもそのニオイを嗅いでみたいっという方がいらっしゃいましたら、年明けぐらいに来園していただくと低い位置でも咲いてより花に近い位置に鼻を近付けれると思います。もちろん年内でも花は見える場所で開花はしています。ぜひ可憐であり強烈な個性を持ったドンベヤを見に、そして嗅ぎに来てください。(ぎやな)

ドンベヤ ウォリッキイ(Dombeya wallichii)

2011年12月20日火曜日

トックリキワタなどがキレイです

緑の館からつながる渡り廊下を通って観賞温室の自動ドアをくぐり真上を見ていただくとトックリキワタの花と綿を見ることができます。
当園のトックリキワタの樹高は5m近くあり少し離れたところから見ると花がたくさん咲いていることがわかります。
トックリキワタ(Chorisia speciosa)
トックリキワタの他にも温室ではいろいろな花が咲いています。
サリタエア マグニフィカ(Saritaea magnifica)

ウナズキヒメフヨウ(Malvaviscus arboreus var.mexicanus)

ハイビスカス(栽培品種)

アマゾンユリ(Eucharis grandiflora)

きれいとは言えませんがストレリチア ニコライの変わった形の花が近々咲きそうです。カニの爪のように見える苞は30cmぐらいの長さです。(2枚目の撮影場所は一般の方は入れません)
ストレリチア ニコライ(Strelitzia nicolai)・園路から撮影

ストレリチア ニコライ(Strelitzia nicolai)・植栽スペースから撮影

野外ではまだ寒い時期に花を咲かせるカンザキアヤメが咲き始め、ロウバイのつぼみが段々と膨らんできています。(ぎやな)
カンザキアヤメ

ロウバイ

房咲きスイセン

花と水のタペストリー「干支 辰」

2011年12月13日火曜日

今日の見ごろ植物(12/13)

温室では冬を思わせない鮮やかな花が咲き誇り、野外では落ち葉色に染まった風景の中に色鮮やかな木の実や花を咲かせています。(ぎやな)

熱帯スイレン

トックリキワタ(Chorisia speciosa)

ユーホルビア フルゲンス(Euphorbia fulgens)

アナナス ナヌス(Ananas nanus)

メディニラ スペキオサ(Medinilla speciosa)

ペトレア ウォルビリス(Petrea volubilis)

カカオ(Theobroma cacao)

カリアンドラ ハエマトケファラ‘アルビフロラ’(Calliandra haematocephala‘Albiflora’)

テコマ スタンス(Tecoma stans)

アラゲカエンソウ(Manettia inflata)

ブッシュカン(Citrus medica var.sarcodactylis)

オオバハマアサガオ(Stictocardia campanulata)

ベニバナトケイソウ(Passiflora coccinea)のつぼみ

オオホウカンボク(Brownea grandiceps)のつぼみ

プルメリアの果実

ツバキ‘白侘助’

マンリョウ

花と水のタペストリー「干支 辰」

2011年12月9日金曜日

年賀状に使いませんか?

花と水のタペストリーも現在の絵柄に変わってから3週間程になります。植えられているビオラなども花が咲きそろってきています。

年賀状のネタがなくお困りの方がいらっしゃったら、ぜひこの週末に写真を撮りにお越しください。(ぎやな)

干支 辰

干支 辰(人物の顔も見える写真にするには手前の広場に立って撮影をしてください。)

野鳥観察はいかがですか?

園内の木々も落葉し見通しがよくなったことで比較簡単に小鳥を見つけることができます。

今朝はコゲラ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガの混群に遭遇しました。足音をたてずにゆっくりと園内を散策すると比較的近くでも観察できます。
よく小鳥が集まる樹種としてはカエデ類、コムラサキ、ウメモドキ、ナンキンハゼ、アラカシ、タチカンツバキのように感じます。
他にも園内ではキジバト、ジョウビタキ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、運がよければカワセミなどに出会えることがあります。
小鳥の観察には双眼鏡や望遠レンズをお持ちいただくことをオススメします。(ぎやな)

コゲラ
ヤマガラ

2011年12月6日火曜日

今日のタペストリー

花と水のタペストリーが日々色が鮮やかになってきています。
ぜひ記念撮影にお越しください。(ぎやな)
花の広場の秋のゾーン寄りから撮影

カナールの真ん中あたりから撮影

2011年12月1日木曜日

冬の花壇の新顔としていかがですか?

冬の花壇・寄せ植えといえば花が咲く種類が少なく、「パンジー、ビオラ、ハボタン、クリサンセマム」と毎年同じになりがちではないでしょうか?
当園では数年前から新しい花壇の素材としてリーフレタス(チリメンチシャ)を使っています。
寒さにも強く、綺麗な明るい緑で栽培も簡単、最後は収穫して食べることができる、ということで家庭の花壇にはぴったりではないでしょうか。(カラシナは今年初めて植栽したのでどういった特徴があるかまだ把握できていません)

チリメンチシャ‘グリーンウエーブ’(緑)・カラシナ‘コーラルリーフプルーム’(赤茶色)


温室ではトックリキワタが開花し始めました。まだ花の数が少なく、少し離れて見上げていただかないと気付かない場所で咲いています。これから徐々に樹木全体に花が咲いてくる予定です。(ぎやな)
トックリキワタ(Chorisia speciosa)

2011年11月27日日曜日

温室の変わった植物

温室では今朝からピンポンノキの果実が裂けてきて中の種子が顔をのぞかせています。
名前の由来は卓球のピンポンではなく中国名の「苹婆(ping-po)」からきています。

見ようによっては目玉のようにも見えたり、怪獣(お金を食べる怪獣)が何かを口にふくんでいるようにも見えないでしょうか。
人によってはかわいく見えたり、気味悪く見えたりする面白い植物をぜひ直接ご覧ください。(ぎやな)


2011年11月26日土曜日

園内の紅葉など見ごろの植物たち

今 野外ではカエデなどの紅葉がきれいです。
今年はまだ見かけませんが、そろそろナンキンハゼの実を食べにシジュウカラなどの野鳥が訪れるのではないでしょうか。




イロハカエデ
イロハカエデとコナラ



遠景からのイロハカエデ
タラヨウ

コダチダリア


温室ではトックリキワタのつぼみがはっきりと見ることができます。来月の中ごろには開花し始めるのではないでしょうか。


トックリキワタのつぼみ
ウナズキヒメフヨウ
カリアンドラ

花と水のタペストリーの絵柄はまだ色が揃わずもう少し時間がかかりそうです。(ぎやな)


花と水のタペストリー「干支 辰」



2011年11月22日火曜日

秋の園内風景

秋の園内の風景です。

ハウチワカエデ

イロハカエデ(手前)

白侘助

サルビア スプレンデンス

紅葉はイロハカエデやドウダンツツジがきれいに発色してきました。ハウチワカエデも一部でまだきれいな株もあります。
サルビア スプレンデンスも花の色が鮮やかになっています。園内は他にもラクウショウやススキ、ジュウガツザクラなど秋から冬にかけて見ごろの植物がたくさんあります。


干支 辰
「花と水のタペストリー」は昨日に秋の絵柄から冬の絵柄に変わりました。毎年この時期は翌年の干支を絵柄にしています。今回は来年の干支「辰」になっています。まだ花の色がしっかりと出ていないため絵柄がわかりにくいですが12月上旬には花が咲きそろい絵柄がわかりやすくなると思います。ぜひ年賀状などにお使いください。(ぎやな)