宇治市植物公園も開園から10年余を経て、(おそらくは)鳥や小動物の排泄物に含まれる種子が発芽、そのまま育った個体も見られるようになり、人工的な環境から動植物が営む環境へと少しずつ‘こなれて’きたように感じます。
さて、ここに紹介するのは春のゾーン・ハーブ園付近にあるカキノキです。
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カキノキ |
当園の植栽図には載っておらず、何者?かが種子をこの場に置いていったものと思われます。よく「桃栗3年柿8年」といいますが、今年になって初めて結実を見ることができました。
唯1個だけ結実したのですが、‘次郎’や‘富有’などお店でよく見かける甘柿系統とはカタチが違う...。‘西条’とか‘筆柿’みたいなカタチだなあ。そうすると渋いかなあ、と独りごちています。
(ゑびすや)