2010年10月21日木曜日

綿繰りをしました。

先日、有用植物園内で植栽展示していたワタの果実(コットンボール)を収穫したので、綿繰り機をお借りして実際にやってみました。

左ひざで綿繰り機を固定し、左手でコットンボールを添えます。
右手でハンドルを回転させると...

種子や殻が手前に残り、綿(繊維)だけが出てきます。
 
右が種子、左が綿(繊維)です。

ワタの系統によって繊維の長さが異なるためか、綿繰りも、種子が外れやすいものとそうでないものとありました。
辞書を紐解くと、植物としてのワタは木偏の「棉」、繊維になって漸く糸偏の「綿」になるそうです。(ゑびすや)