山城宇治川蛍狩之図

５月２６日より｢第7回宇治市植物公園蛍ナイター開園｣を開催しました。
当園受付よりご入園いただくと、まず目に入るのがコレ。

宇治市歴史資料館が所蔵する｢山城宇治川蛍狩之図｣を3.6m×3mのタペストリーにしてみました。
『都名所図会』でも紹介されているように、宇治は往時から蛍の名所だったのですね。

クールビズの主役！ リネンの原材料となる植物、アマが見頃に。

　クールビズの季節に備え、市井では「リネン」製の服飾に注目が集まっています。この「リネン」と呼ばれる繊維は「アマ」という植物を加工して作られます。アマはその茎葉から繊維を採るほか、種子からは油を採るというように、昔から人々の生活に欠かせないものでした。また有用なだけでなく花も美しい、本当に素敵な植物です。
　さて、宇治市植物公園ではおよそ２,５００ 株のアマを１５０㎡の花壇一面に植栽したところ、５月２０日現在、青い花が見頃を迎えました。これからジメジメと鬱陶しくなるなか、爽やかな青い花が風に そよぐさまは、一服の涼をもたらします。花は午後になると萎みますので、午前中にご来園いただき、ご観賞ください。見頃は６月中旬ごろまでと思われます。（ゑびすや）